報告:田村寿美

桜支部では、5月の支部句会の日、板野郡板野町にある第五番札所に吟行に行きました。当日は、梅雨入りまでの初夏の気候となり、5月の気持ちの良い風に吹かれながら吟行ができました。
地蔵寺は五百羅漢やへちま加治、八百年の大銀杏、数々の梅の木などで有名な由緒あるお寺です。お遍路は5月の中旬くらいまでがもっとも盛んだそうで、それでもちらほらお遍路の方がおられ、道中のご無事を祈りました。
「奥の院に祀られている五百羅漢、その中には必ず亡き人に似た顔がある」と言われていて圧巻でした。境内には青梅が実り始め、銀杏の木には小さなギンナンがついていて、水琴窟もふたつあり、豊富な句材の中、楽しく吟行ができました。
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開け放し五月の風を受け入れる 川岸敬子
鶯に合いの手入れる時鳥 清水規代
走梅雨喜怒哀楽の潜む寺 樽 啓之
青色の蜥蜴羅漢の袈裟のごと 廣瀬 薫
空透かす青葉若葉の大銀杏 藤村ひかり
涼風や長い眉下げ羅漢さん 武田道子
バッタの子寺の由来書読んでいる 田村寿美

楽しかったでしょうね。五百羅漢はどこの者でも見飽きませんね
1日気持ち良く過ごせました。吟行では同じ句材を詠むことも多いので、句が似ていても、色々な見方があることや巧みな表現があることに気づかされ、良い学びになりました。
木漏れ日をもっとうまく描ければ良かったかも。