随分小話 第21回

AI氏の俳句鑑賞

  凌霄の花凌霄の花の蟻     後藤夜半( 底紅)

 少しいたずら心を起こして、人工知能(ChatGPT)に、この句を鑑賞させてみた。『視覚的なイメージと感情的な響きを組み合わせた美しい俳句です。この句では、その花に群がる蟻が描かれています。蟻は一般的に忙しさや努力を象徴する生き物として知られています。したがって、この句は、自然の美しさと生命の活動性を巧みに組み合わせています。』ということだ。なかなかの鑑賞だ。ただこの句の最も興味深いのは、文体の斬新さだったのだが、もう一度会ったら聞いてみよう。

    どた靴で蟻の行列ひとまたぎ   冬扇

  

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