/蔵本芙美子

先日「樫本大進&アレッシオ・バックス デュオ・リサイタル」に行ってきました。
樫本大進はヴァイオリニストで、現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスター。
ヴァイオリンとピアノのデュオは、とても素晴らしい演奏会でした。
その演奏会があったのは、東京六本木のサントリーホール。
「桜坂」という坂の横にあり、樹々の緑の中の広場を通っていく会場までのアプローチもお洒落だし、ホールがまた見事で、音もすごくいい。
(数少ないですが)これまで聞いたどのヴァイオリンよりおおらかで柔らかい、それでいてどっしりとした音色に包まれ、ほんとうに素敵な一夜でした。
徳島にも一刻も早く素敵な音楽ホールができて、このような一流の文化に触れることができることを願っています。
(ところで、このようなコンサートの感動を俳句に表すのは、難しいのでしょうね)