7月号のひまわり俳句抄


青梅の落ちてピアノのソの響く    蔵本聖子

気が付けば来た道がない木下闇    木村 修

すかんぽやぽんと日向の音立てて   萩原善恵

真向かうは閏如月二日月       錦野斌彦

ミキサー車に亀の子束子青田風    元木悦子

ハエトリグモ顔を出したり隠れたり  新井義典

蒸しパンのうまく膨れて昭和の日   平尾紅葉

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