通信句会(B)は月一回 当季雑詠2句です。世話役は今岡京子さん。会員なら誰でも投句できます。希望者はコメント欄に通信句会(B)希望と書いて連絡下さい。後日世話人からメールが届きます。

4 この羽音昨夜来た蚊に違いない
かつては爆音の音だけで機種を識別した。空襲のあったころである。
13 沈黙の後の落雷雨一気
一瞬の時の動きを長目に展開してみせたところが気に入った
入 選
19 花談義してる間を揚羽蝶
良い日、良い天気でござりマスル
34 アガパンサスいっせいに咲く空となる
どういうわけか、付近一帯一斉に咲く。
36 ついでにと寄る睡蓮に長くいる
誰がついでに寄ったのだろう。
40 ガチャガチャの御神籤引いて紫陽花寺
おもちゃ付きおみくじもある。
42 海向きに座る三人初夏の風
平明で印象深い景
🐭西池みどり主宰 選
特 選
6 ほととぎす家の前には猫車
ほととぎすが一日中鳴くようなこの頃。ここでは猫車を置いて、これから農作業の始まる日だという。
生活感のあるある味わい。
入 選
14 土起こし慌てた蚯蚓円を描く
このようなことはよくありそうだ。円を描く、というのが具体的で面白い。
41 子かまきり糸屑のごと留まりけり
小さな小さな生き物。だが生命力が強い。
42 海向きに座る三人初夏の風
季語が句自体をやや平凡な感じにしてしまった。
43 雨蛙ここにいたのか雨催い
そうなんです、これから雨を降らせます。

42番の句、さりげない表現でありながら夏らしい印象深い句になっていると思います。ただ上五の「海向きに」がこなれていないような気がします。「海に向き」ではどうでしょうか?一文字入れ替えるだけですが、素直な感じになると思いますがいかがでしょうか。
そうですね。ベターだと思います
早速、新たにおひとりの参加のご連絡をいただきました。
一層励みになります、嬉しいことですね。